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「原爆投下はしょうがない」。久間防衛相の原爆をめぐる30日の発言に対し、核兵器廃絶を訴え続けてきた被爆地からは怒りや非難の声がわき上がった。
「とんでもない発言だ。首相は即刻、罷免すべきだ」。長崎原爆被災者協議会事務局長の山田拓民さん(76)は怒りをあらわにした。被爆者で、「核兵器廃絶地球市民集会」の長崎集会実行委員会事務局長の広瀬方人さん(77)は「被爆地・長崎出身の大臣として、核兵器使用が決して許されないものだと言い続ける義務があるはずなのに、腹が立つ。歴史認識が低次元で、あきれた」。
今春、就任したばかりの田上富久・長崎市長は「事実とすれば、被爆地として到底容認できるものではなく、誠に遺憾」などとコメントした。さらに、報道陣の取材に「発言の真意を含めて確認している」と述べた。
広島でも怒りと抗議の声が相次いだ。
14歳のとき爆心地から1.4キロ地点で被爆した元広島平和記念資料館長の高橋昭博さん(75)は「怒りを通り越してあざ笑うしかない。自分が被爆しても同じ発言ができるでしょうか」と問いかけた。
19歳のとき入市被爆した広島県原爆被害者団体協議会の金子一士理事長(81)は「被爆国でありながら、あからさまに原爆投下を正当化するような発言は、非核三原則をかなぐり捨てる下準備とさえ思える」といぶかしんだ。もう一つの県被団協の木谷光太事務局長(66)も「大臣には資料館を見学し、被爆者の証言を聞いて原爆の被害を正しく認識してほしい」と注文した。
原爆で亡くなった人は45年末までに長崎で約7万人、広島で約14万人とされる。
2007年06月30日22時40分 ASAHICOM
■ どんな理由があれ大量殺戮兵器の原爆は持ってはならないし、まして使うことは人類の破滅につながる。愚かな戦争自体も人間の愚。
こうした当たり前のことがすっぽり抜けた大臣がいることに唖然とする。しかも防衛大臣なのだ。戦争を知らない筆者(団塊世代)でも怒りがこみ上げてきた。狡猾な自己本位の役人の言うがままの政治家。本当に政権を交代させ腐った民主主義をまともな状態に戻したい。
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