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滋賀県栗東市の新幹線新駅問題をめぐり、県議会の自民党会派は23日、従来の建設推進の立場から「凍結容認」へと方針転換するための議論を始めた。この日開いた会派の政務調査会で議題に上げた。5月11日に始まる臨時県議会までに結論を出す見通しだ。
今月8日の県議選で、自民は27人いた県議が16人へと激減。凍結を訴える嘉田由紀子知事の支持派が、定数47の過半数を占める結果となった。
自民は県議選の直前、新駅の推進か凍結かは知事や周辺市長らによる「新駅設置促進協議会」の会合の行方を見守る、という立場を表明した。だが、その姿勢が有権者にわかりにくく、知事の「抵抗勢力」と見られたため大敗したと判断。新駅推進のまま7月の参院選を戦えば、県議選の二の舞いになるという危機感が強まっていた。
この日の政調会では、新駅建設の凍結を含めて議論を始めた。合意が得られれば、5月13日に開く自民党県連大会で新方針として決定したいという。
2007年04月23日22時58分 ASAHICOM
■ 「もったいない」をキャッチコピーにして当選した嘉田知事に露骨に敵対していた自民党県議が激減した。しがらみ政治、土建政治の象徴ともいえる、新駅誘致に対する県民の明確な意思が表示された。
結果自民党も新駅凍結へ動かざるを得ないということ。県民の良識に敬意を表したい。
■ 「宮崎をどげんかしなきゃあかん」と既成勢力を圧倒した宮崎県の東国春知事も最近の調査で9割近くの県民の支持を得ているという。対して既成政党の支持率は長期的に低落傾向が進行中。
どっぷりと自分たちの論理に浸りきった政治はまるで「蛸壺」の中での世界になっている。自分たちの周りに見える世界が全てでそれを理解しない人を相手にしない独善の世界だ。しかし所詮「蛸壺の中から外の世界は見えない」、つまり国民、庶民の希望や必要が理解されていないのだ。
■ こうした政治の閉塞状況から役人から見た視点での政治を進めているのだ。原因は様々だ。政治屋・議員連中が恵まれた生活環境に住んでいて、庶民の苦しさが理解できないのだ。2世、3世議員は最早庶民ではありえない。貧乏な生活の経験がなく、生活の不安すらない議員が殆どだ。(たまに貧乏経験者はいるだろうが所詮少数。)
国民が選挙で義理で投票を続ける限りこうした状況は改善できない。しかし滋賀県や宮崎県や今回の長崎市長選挙の結果に見られる、選挙民の意思が全国的な動きとなる日も近いと思いたい。
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