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一筆啓上戻る
2007.04.23
長崎市長に田上氏初当選 伊藤氏女婿破る
 選挙戦の最中に伊藤一長市長(61)が暴力団幹部に射殺された長崎市長選は22日、元市統計課長の田上富久氏(50)が、伊藤市長の長女の夫で西日本新聞記者の横尾誠氏(40)らを破り初当選した。投票率は55・28%と過去最低だった。

 田上氏は事件後の19日に急きょ、補充立候補。3日間の戦いだったが、千葉県在住の横尾氏に対し地元長崎県の出身であることを前面に打ち出し、経済界や一部市議らの支援を受けた。市が昨年開催した観光イベント「長崎さるく博」の企画立案など、市職員としての豊富な行政経験も訴え、急速に支持を伸ばした。

 横尾氏は4選を目指し立候補していた伊藤市長の後援会が擁立。「志半ばで倒れた父の後を継ぐ」と伊藤市政の継続を強調、妻の優子さん(36)らと街頭に立った。極めて優勢に選挙戦を進めていた市長の地盤を固めようとしたが、世襲批判を覆せず、知名度の低さも響き伸び悩んだ。(共同)

2007年4月23日 00時26分 TOKYO


統一地方選が行なわれた。選挙期間中に現職の市長が射殺されるという大変ショックな出来事が長崎市であった。暴力で言論を封殺したり、問題を解決しようという暴力団は根絶しなければならない。

投票日3日前までの出来事で急遽立候補の追加が行なわれた。現職市長の後継候補として娘婿が立候補し同時に追加立候補した市役所の元課長が選挙戦に加わった。

倒れた市長の身内である候補が通ると思われたが、世襲反対を訴えた実務に長けた元課長が当選した。地盤を子供が引き継ぎ政治家になる事例は極めて多い。2世、3世議員の庶民感覚は最早完全にずれたと思われる事例が多い。

多選や世襲は民主主義の本旨にはそぐわない。長崎市民の選択は賢明だ。

社会の流動性が失われたら閉塞感と慣れや怠惰な社会となる可能性が高まる。特に政治は有能な若者が目指す職業であって欲しい。

またやたら多い議員には驚く。こんなにたくさんの議員を国民が養っているのだ。国会も同じ。政党政治だから数の決着がつけば一人一人の議員は独自の政策を持つわけではない。国会から議員を減らすべし。