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08.08.12
「経営者は島耕作を見習え」 英エコノミスト誌
大胆かつ賢明 社内政治を軽蔑  【ロンドン=是枝智】「日本の経営者は『社長 島耕作』を見習うべきだ」――。英誌エコノミストは8月9日号で、講談社の人気連載漫画・島耕作シリーズの主人公で、今年5月にトップに上り詰めた島耕作社長(60)を、「日本の理想の企業トップ」として紹介した。

 エコノミスト誌は、日本にはトヨタ自動車やキヤノン、任天堂などの世界的なトップ企業がいくつもあるのに、多くの日本の企業トップは調和を乱すようなことはほとんど口にせず、リーダーシップに欠けていると批判した。

 そして、「島氏は大胆かつ賢明で、古くさい無知な人間を押しのけることを恐れない。社内政治を軽蔑(けいべつ)し、年功序列ではなく、実力主義で人を登用してきた」と絶賛。「日本の経営者や政治家は彼から学ぶべき余地がある」と指摘した。

(2008年8月11日 読売新聞)

 調和を尊ぶ経営者は組織の上に乗っているに過ぎない。上司の意見を尊重し上のいうことを下に流すだけの管理職が多い。会議は上が下に命令を下す場に過ぎない。

 上の意向に沿わない意見をいうのは異質な人物と映る。上は耳障りな意見を嫌う。大企業は組織で動いているので個々の管理者の独創的な経営はあまり歓迎されない。

 「7,8割は賛成し2,3割は修正意見をいう」のが有能な部下とされがちである。あくまでも2,3割の修正意見が重要だ。決して自説に固執してはいけないのだ。それがこれまでのイメージだ。

 しかしバブル崩壊後経営は様変わり。独自の方針を示さない経営者・経営トップ層は今や無能の印象がある。独自性を研くには「否定理論」が有効だ。

 否定理論とは、全ての前提・現状を一度否定し根本から考え直す思考方法だ。常識として疑わない前提こそ一度は否定してみることが必要だ。物事は先ずは否定することから改革が始まる。

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