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08.08.06
新任役員「重責に心配」が6割 能率協会調べ
 日本能率協会グループが5日発表した企業の新役員の意識調査によると、現在の心境として「不安がある」「苦難を覚悟している」などと重責を心配する新役員が6割近くを占めた。株主への説明責任など取締役らに求められる役割が年々高まり、経営者としての重責を厳しく受け止めている人が多いようだ。

 調査は今年1―6月に選任された上場企業の新任取締役や新任執行役員らを対象に7月に実施。344人の回答を得た。

 新任取締役の現在の心境では、「新たな可能性への挑戦に胸が弾む」と答えた人の割合が38.4%で、前年調査より1.1ポイント減少した。一方、「これからの取り組みに一抹の不安がある」が14.8%、「相当の苦難を覚悟している」が43.3%。合計は58.1%で、昨年調査より2.2ポイント増えた。 (02:00)

2008/08/06 NIKKEI NET

 かつて役員は有能な人の目標だった。役員になるために有休も殆ど取得せず、只管仕事に打ち込む人も多かった。大企業では一定年齢・年功に達したものの中から役員を選んでいた。

 長い年月の競争の末に勝ち取った役員の地位は本人の満足や周囲の尊敬を得られた。しかし株式市場のグローバル化と共に様変わり。業績を上げられない役員はあっさり首になる時代がやってきた。

 株主は短期的な結果を求めるもの。長期的な観点で経営するという「言い訳」が効かない。まさに経営をリードし・方向を定める「役員(Director)」が必要な時代だ。

 若いときから考え方や物事の本質を理解する人間としての幅を広げることが必要だ。

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