自分の担当分野の基本的な数字は暗記しておくことだ。例えば人事であれば社員の平均年齢、勤続、資格別人員、平均給与など大まかなレベルで覚えているのは当然だ。
大まかな数値がないと予算作成時など正しい判断ができにくい。上司から尋ねられて答えられないのは少なくとも有能という印象は与えない。
ある会社の人事部長は時間外を1時間削減したら年間予算がいくら減るかという質問に全く答えられなかった。この人は予算作成業務をしたことがないのではと感じた。
等級別の給与表の改訂作業でも個人の影響額が分からないまま世間水準との格差だけで増減を論じている。これでは社員の納得が得られないと思われる。
自分の仕事に関わる数値は基礎知識である。基礎知識の有無はあらゆる場面で判断力を鈍らせるものだ。大事な要素をチェックできないままでは正しい結論には至らない。
数字の細かい部分まで覚える必要はない。時給レベルでは百円単位、月給:万円、年収十万円単位(場合によっては百万円単位でもいい)。
法令なども細かく覚えておくことよりもどんな規制がありどんな問題があるかを知識として獲得すべきである。細かいことは調べればいい。それよりも問題がありそうかどうかの判断がつくことが大事だ。
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