社員の不満は様々ある。いちいち相手をしていてはきりがない、と思う人もいるだろう。ましていつも何かと小うるさい文句をつける部下がいうことは面倒だろう。
しかしそうした考え方が部下の不満を増長させるのだ。無視するか、叱るつけることでもしようものなら、最悪な人間関係に陥る。
課長の悩みは部下の人事考課をつけるときがもっとも大きくなる。いくら精緻な評価体系を持っていても評価は人の見かたによって異なることは避けられないのだ。
気の優しい課長はいつもあいまいな言い方でお茶を濁すことがある。はっきりダメというと、反抗されるとか、傷つけるとか、配慮するのだ。しかしそれがいつまでももやもやした人間関係を作ってしまうのだ。
たとえば、ダメだと決め付けているとしてもあいまいな言い方で終始する。それを思いやりと勘違いしているのだ。部下はそれなりに一生懸命だから課長は了解してくれたと自分に都合よく解釈する。
まともに向き合うこと、はっきりと告げることが上司の先ずやるべきことだ。もごもごということは課長の仕事ではない。ダメはダメ、と明確につげることだ。相手の人間性を尊重するとははっきりいうことなのだ。
そうした明確なメッセージのある会話から部下は正しい認識を得る。それで不満は相当解消する。まさしく「話せばわかる」のだ。自分の言い分さえいえないのは不満は鬱積する。向き合う課長を期待している。
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