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足して2で割って制度改訂を提案
ある有名な外資系のコンサルティング会社(Wとでもしておきましょう)の社長(この人も講師で教えている)が、3社の合併後の給与制度改定の提案を依頼側の外資系(仮にN社)の人事部長に説明しているときの話。

 このWM社は3社合併後の給与体系を踏襲し、本給、家族給、役付手当などすべての給与項目を存続し、3社の水準の平均値で提案した。これではWM社に頼んだ意味がないと考えたN社の人事部長は「なぜ家族手当や役付手当を存続する提案になったのか?」と聞いた

 WM社の社長曰く、「今ある手当てを廃止するのは抵抗が大きい。スムースな改訂作業をするためには、これしかない」と答えた。

 「何だ、それは。何のために1000万円も払ったんだ」
(人事部長思う)制度には理念と目的が必要です。しかも今ではなく明日どうなるかを見るべき。

 これは実話なんです。偉そうな講演をしていても結局はその程度の認識しかありません。外資系のいんちき先生に気をつけるべし。

 (後日談:結局N社はWM社の提案をいれず自力で制度改訂を実施した。この時法的な制限のあるものを除き手当は全廃した。関係者はその制度を評価した。)

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