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その場しのぎはぼろがでる
これは本当にあった話。

 ある次長が、関連会社からトイレの増設、男女の入り口を別にするなどの改善工事をして欲しい、との依頼を受けた。これは労働安全衛生規則で定められた基準に達しておらず、会社はそれを当然実施すべきだった。

 そこでこの次長は「当然会社としては実施する」と前向きに回答した。この会社は今、赤いマークの白い牛乳を発売している大手です。

 ところがその後何ヶ月経っても一向にトイレの増設工事は実行されなかった。関連会社の人事部長はかの次長に経過を尋ねた。そのとき彼は、「そんな話ありましたか?」ととぼけた。

 上司が経費の支出を渋ったのだろう。法律はあるが、「それは建前だから、いちいち守っちゃおれない。政府もそんなことは分かっている。−−−」という、今流行の大企業の論理、いい加減な論理に(こうした考え方が日本の大企業の当たり前だ)押し切られたのだった。

 かといって、「そんな話をなかったかのような、逃げの論理をいうのは単なる責任回避だ。」

 その後、関連会社(ヨーグルト製造会社、結構有名です)は彼を交渉相手としなくなった。「いっても時間の無駄。」なのだ。その後彼はこの会社を退職した。


これから何を学ぶか?

 いい加減な答えでその場を逃れてはいけない。

 ビジネスは本音でしゃべるべきだ。言葉に裏があれば、信用を失う。どこかの国の政治屋どもがしゃべる言葉は、一般人にはさっぱり分からないことは有名な話。オオカミ少年の言葉は決して信用できないのだ。

 「ダメはだめ。分からないことは、わからない」と意思表示をしっかりしよう。政治屋でなく、ビジネス社会はシビアーです。  まともに生きる、という基本を忘れないことだ。

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