問題の本質を捉えることが第一。
社会現象、事象の判断はその問題の性格を基礎において考えることだ。
悪しき科学主義が細かな分析を奨励するが、そんなやり方ではとても「木は見えても森は見えない」。
将棋においてプロは何百手も先を読んでいる。
次の一手は複数あり、それぞれに相手の応手があり更に枝分かれする。手数は天文学的だ。
この中で彼らは全てのケースを最後まで読みきるのではない。
ざくっと読んで、道筋を捨てるのだ。相手次第では無駄な読みとなり、相手が気がついていなければ同じく無駄なのだが、アバウトでいいとか悪いとかの選択をするための読みなのだ。
筆者も3段の免状を日本将棋連盟から頂いており、ある程度読めるがプロには真剣度において決定的に劣る。
省略・推論はざっと見て、大まかにデッサンすることなのだ。そのためには、深読みしないこと、迷路を早く抜けること。
自分に力がない場合は全体的な判断ができない。うろうろ迷っているに過ぎない状態だ。この状態は無駄な時間だから、わからないことを無理に分かろうとしないこと。ただしなぜわからないのかを考えることで進歩して欲しい。
本来は、省略した判断で、先行きを読むことだ。言葉を代えれば、ざっくりとアバウトな判断の感覚を養うことだ。
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