機械大手、60歳以上も賃金に業務成績を反映
機械大手各社は65歳までの雇用継続にあたり、業務成績に応じて高年齢の従業員の賃金に格差を付ける。
三菱重工業は2006年度から60歳以上を対象に、毎月の基本給に最大6万円の変動幅を持たせる。
富士電機グループは60歳以上の賃金水準を成績に応じて上下させる制度を6月に導入するため、組合と交渉中。技能伝承が課題のなか、若手育成などの目標管理で働く意欲を維持する狙いだ。
三菱重工は段階的に65歳まで再雇用の上限を引き上げる。06年度から希望者を原則再雇用する新制度へ切り替えるため組合と協議中。60歳以上の賃金に格差を付ける仕組みも導入する。
定年時点では基本給の差がランクごとに2万円の開きでスタートするが、成績に応じてプラス・マイナス最大3万円で基本給を変動させ、定年後の逆転を可能にする。
([2006年1月7日/日本経済新聞 朝刊])
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■ 60歳という年齢は健康状態の個体差が大きい。従って恒久的な制度として定年延長よりは再雇用制度が定着する可能性がある。暫定的な付け足しの制度であれば一律の給与決定でもいいが、(当面)動かない制度であれば、再雇用制度自体の定着が必要だ。
上記記事は機械大手が60歳以上も勤務成績による給与査定を行なう動きである。再雇用制度自体の活性化を狙うものであり「当面60歳+65歳までの再雇用」が主流になる中での動きだ。
■ 健康が許せば希望者全員が再雇用対象になることが必要だがその流れで考えれば、再雇用5年間の成果が問われるのは当然のこと。
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